摂食嚥下学会(新潟)
3年ぶりの新潟、そう3年前も摂食嚥下学会だった・・・。
結局6000人以上来る人を収容できるキャパの施設が限られるので
ある程度同じ所をグルグルするかないんだろうなあ・・・
大きくなったなあこの学会も。
講演を聴きまくった
今回は教育講演やパネルディスカッション等興味がある内容が多かった。
そのためずっと講演を聴いていた。
摂食嚥下学会は様々な職種が参加するため、歯科の人だけではない。
普段歯科学会ではバレないように隠密活動している私もある程度オープンに行動できる。
いつも講演内容に関してはPCにメモするんだが、なんとPCの充電があまりない・・・。
うおおお!!
これはtwitterや!!
twitter連投でメモるしかない!!
歯科学会では当然twitterなど開けるわけはないが、ここでは開ける。
お隣さんのネームプレートをチェックして・・・
男性・・・〇〇リハ病院!
おっけー!歯科関係者の可能性ほぼ0!!
オラオラオラー!!!
と勢いで爆投したわけだが・・・・
Twtiterは流れていってしまう
そう、タイムラインは流れていってしまう。
当然過去のtweetに遡るのは難しくなっていく。
では全部favするか、というとそれも面倒だしPCに新たに書き起こすのも面倒。
tweetをまとめておくには・・・・・
そうだ!!こういう時のtogetterやん!
というわけですぐさまtogetterと連携設定する。
使い方がよくわからんが、まずは自分の摂食嚥下学会時のtweetを保存できればいいからこんなもんだろう!!!
ほいほいほい!
ということでわずか10分で完成。
そして今日少し拡充。
同じ歯クラの先生のtweetもミックスさせたりと色々試してみた。
以下のリンクから
あくまで講演の断片的なメモなので話の流れが分かりづらいことをご了承頂きたい。
歯科として一番強調したい点
それはこの先生が言ってくれた事だ。
リハ栄養の若林先生の講演
若林先生は衛生士による口腔の管理の重要性、また歯科による咬合の確立の重要性を論文ベースで強くアピールしていた。
歯科による介入が在院日数や死亡率に影響することが論文で示唆されるようになった。
しかし、歯科衛生士(DH)は希少価値化してきている。
一般の開業歯科医が激しい競争倍率で新卒を取り合う時代
衛生士の数が絶対的に足りていない。
理由として考えられることとしては
1)3年制、または4年制(大学)に移行したこと
2)学業の期間が延びた割に給料が安い
3)歯科医院勤務時の労働環境が悪い
有給休暇のみならず産休や育休取得に難がある
長時間拘束
パワハラ、セクハラetc・・・・
法律を越えた治療行為の強要
などが考えられるのではないだろうか?
(ほかにもあれば教えてください)
出産時に離職したDHは確実に多いので掘り起こそうと復職支援を歯科医師会は力を入れている。
正直に言うと、今までDHを使い捨てのようにしてきた歯科医院が多かった事は事実だろう。
回復期のリハ病院は待遇面では零細歯科医院より遙かに魅力的だ。
しっかりした給料体系、産休などの取得なんかは、到底かなわない。
そのためリハ病院など医科がDHを雇うのを快く思わない歯科医師達がいる。
結局衛生士の取り合いに負けた側の遠吠えでしかない。
しかし、少ないパイを取り合う事はお互いに良いことはない。
歯科医療者側である私からも医療者側にお願いしたいのだ。
「衛生士が凄く重要な職種でやりがいがある職種であると色々な所でアピールして頂きたい。」
その結果衛生士を目指す人が増える事が医科にとっても歯科にとっても重要な事と思う。
勿論待遇面についてはもっと考えていかないといけないが・・・。
衛生士さんに言いたい事
今は歯科医院だけがあなたを欲しがっているわけでないのです。
こういった道もあります。
離職してから復帰してきたDHもいます。
あなたを活かせる職場は確実に広がってきています。
お互いに色々なフィールドで頑張っていきましょう!